事務局


福岡県済生会大牟田病院
糖尿病センター

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福岡県済生会大牟田病院
内分泌・糖尿病センター長

世話人/岩屋 智加予


謹啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。


 このたび、第32回全国済生会糖尿病セミナーを 2026年8月22日(土) に久留米市にて開催させていただく運びとなりました。初めて世話人を拝命し、当院が担当させていただくことを誠に光栄に存じます。
 今回のセミナーのテーマは「糖尿病診療の温故知新〜原点から未来へ〜」といたしました。近年の糖尿病診療の発展は目覚ましく、数々の新薬や血糖モニタリングシステム、インスリンポンプなどの医療機器が開発され、多くの優れたエビデンスと臨床経験が蓄積されてきました。しかし、どれほど治療が進歩しても、変わらない原点があります。「温故知新」とは、故きを温ね、新しきを知ること。すなわち、先人の知恵や経験に学びつつ、新たな技術と知識を取り入れ、未来の診療を切り拓く姿勢そのものと考えております。


 糖尿病診療は個別化医療が求められる分野の一つであり、患者さんと共に歩む医療チームの協働が重要です。医師のみならず、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師など、多職種が一体となって知恵を出し合い、患者さんの人生に寄り添う診療を進めていくことが肝要と考えております。


 糖尿病学会学術集会が医師を中心とした情報発信の場であるのに対し、本セミナーは、済生会のネットワークを活かし、糖尿病診療に携わる多職種による共同の情報発信の場として開催いたします。より実臨床に即した議論や情報交換を通じて、臨床現場での経験と最新の学術知見を共有し、本邦の糖尿病診療に大きく貢献できるものと確信しております。
現在、私どもは鋭意準備を進めておりますが、開催にあたり多額の費用が見込まれます。つきましては、上記趣旨にご賛同いただけましたら、ぜひご支援賜りますようお願い申し上げます。

末筆ながら、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

謹白

2025年10月吉日